生ローヤルゼリーのメリット・デメリット
ローヤルゼリーにはいくつかの製品タイプがありますが、中でも栄養価が最も高く効果を実感しやすいとされているのが生ローヤルゼリーです。
そんな生ローヤルゼリーのメリットは加工が一切されていないため、ローヤルゼリー本来の栄養素をそのまま摂取できる点です。
栄養素をそのまま摂取できるため、他の製品タイプよりもより早く効果を実感できますが、デメリットもあります。
それは、味にクセがあるためそのままでは食べにくい、保存期間が短い、値段が高いなどです。
メリット・デメリットどちらも理解した上で生ローヤルゼリーを選ぶか他の製品タイプを選ぶか決めると良いでしょう。
生ローヤルゼリーは栄養素が高いが、デリケートな食品
ローヤルゼリーの中でも、最も栄養素が高いのが生ローヤルゼリーです。ローヤルゼリーは、栄養素が高い反面、摂取、保存方法によっては効能が発揮されないこともあります。栄養価が高い反面、デリケートであるのが生ローヤルゼリーの特徴です。
生ローヤルゼリーを摂取する際には、成分を壊さないようにするのが重要となります。
生ローヤルゼリーのメリット
ローヤルゼリーの成分をそのまま摂取できる
生ローヤルゼリーは、不純物を取り除くろ過だけで加工製造は一切していません。そのため、製造過程でローヤルゼリーの成分が損なわれることなく摂取できます。
特に、ローヤルゼリーにはビタミンB群など補酵素の役割を果たす成分が多く含まれていますが、熱に弱いという欠点を持っています。他のローヤルゼリーでは、製造過程で成分が少なくなる場合があります。
成分を重視される方には、生ローヤルゼリーをおすすめします。
摂取量を調節できる
ローヤルゼリーには、ビタミン類・タンパク質・アミノ酸など数多くの成分が含まれています。しかし、ローヤルゼリーを摂取すると、消化不良を起こして腹痛や下痢をされる方もいます。
生ローヤルゼリーは、錠剤タイプとは違って摂取量をコントロールすることができます。消化不良を起こした際には、摂取量を減らす、回数を減らすなどの調節ができます。自分に合った適切な量で摂取できるのが、生ローヤルゼリーのメリットです。
顔に塗って美容効果にも適している
生ローヤルゼリーは、液体として販売されています。そのため、美容目的として顔などに直接塗ることもできます。
- 詳しい情報
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生ローヤルゼリーには、シワやシミを防ぐ類パロチンやビタミンB群・ミネラルが豊富に含まれており、美容・アンチエイジングに効果があると期待されています。
肌に塗る際の注意点ですが、ローヤルゼリーには、花粉やその他、ミツバチが運んできた物質が含まれている場合があります。そのため、肌が敏感な方やアレルギーを持っている方は、注意が必要です。
生ローヤルゼリーを肌に塗る際には、パッチテストをすることをおすすめします。
生ローヤルゼリーのデメリット
保存に適さない
生ローヤルゼリーは、添加物・保存剤を含んでいないため、保存期間が短いのが特徴です。日数が過ぎる度に栄養素が失われていきます。一般的にですが、常温の状態で約15日、冷蔵で約1年、冷凍で約3年の保存が可能です。
生ローヤルゼリーの成分をしっかりと摂取したい場合は、なるべく早く召し上がることをおすすめします。
熱いものと一緒に摂取すると成分が壊れる
生ローヤルゼリーの大きな欠点は、熱に弱いことです。特に、コーヒー・紅茶などの熱い飲み物と一緒にしてしまうと、成分が壊れてしまいます。
生ローヤルゼリーには、代謝を促進するビタミンB群・筋肉などを生成するタンパク質・タンパク質の源となるアミノ酸などが含まれています。しかし、これらの成分は、揃って熱に弱い特性を持っています。
また、金属スプーンで生ローヤルゼリーをすくうと、成分が酸化してしまうことがありますので、付属の使い捨てスプーンを活用するなどの対応が必要です。
生ローヤルゼリーを摂取する際には、摂取方法にも気をつけなければいけません。
味に癖がある
生ローヤルゼリーは、ハチミツとは違って甘みがほとんどありません。舌を刺す独特な酸味があり、癖があるのが特徴です。生ローヤルゼリーの味が苦手という方も少なくありません。その場合は、少しアレンジを加える必要があります。
例えば、ハチミツと混ぜる、ヨーグルトやシリアルに掛けて食べるなどの方法があります。生ローヤルゼリーはそのまま召し上がることもできますが、少しアレンジを加えることでより摂取しやすくなります。
デメリットを理解して正しく摂取する
生ローヤルゼリーは、大変デリケートな食品となっています。そのため、摂取や保存の仕方によっては成分が失われることもあります。正しい方法で生ローヤルゼリーを摂取することで大きな効果をもたらします。
生ローヤルゼリーは、デリケートな食品であることを理解しておきましょう。