ローヤルゼリーを飲むタイミング
ローヤルゼリーはどのタイミングでも摂取できる健康食品となっていますが、タンニンを含んでいる食品を摂取した際には、30分程時間を空ける必要があります。
飲み忘れを防止したい・胃腸が弱い方は食後に、美容効果・新陳代謝・疲労回復効果を得たい方は就寝前に、運動をされる方は運動前後に摂取されると効果的です。
今回は、ローヤルゼリーを飲むタイミングについて詳しくご紹介してまいります。
ローヤルゼリーを飲むタイミングについて
ローヤルゼリーは薬ではないので、基本的にはどのタイミングでも摂取が可能です。ただ、ローヤルゼリーには、鉄が含まれています。そのため、コーヒー・紅茶・お茶・ワインといったタンニンが含む食品と一緒に摂取するのは良くありません。これは、鉄とタンニンが結合して、タンニン鉄を作り出すためです。タンニン鉄は鉄の吸収を阻害する作用が含まれています。
タンニンを摂取した際には、最低でも30分後に摂取するようにしましょう。
ここでは、おすすめの摂取タイミングについてご紹介します。
おすすめのタイミング
食後
ローヤルゼリーは、食前よりも食後に摂取した方が良いとされています。理由としては、飲み忘れしにくいこともありますが、食べ物と一緒に吸収されることで胃の負担を軽減させられるという利点があるからです。
体質的に胃腸が弱い方は、食後に摂取されることをおすすめします。
就寝前
人間の身体は、副交感神経が優位である時に質の高い睡眠を得ることができます。ローヤルゼリーには、デセン酸・アセチルコリンなど副交感神経を刺激する成分が含まれているので、就寝前に摂取されるのも良いでしょう。
またローヤルゼリーには、疲労回復効果・新陳代謝を促進させる成分も多く含まれています。人間の身体は、就寝時に新陳代謝や身体の修復を行うようになっています。このことからも就寝前の摂取は、効果的であるといえるのです。
運動前後
ローヤルゼリーは、筋肉の増強・保護の目的でも使用可能です。ローヤルゼリーには、バリン・ロイシン・イソロイシンが多く含まれています。運動などで身体を動かす際には、筋肉のガソリンとなる糖分・脂肪が使われますが、これらが不足している場合は筋肉にあるタンパク質を使用します。つまりは、筋肉を分解してエネルギー源にしてしまうのです。
バリン・ロイシン・イソロイシンは分岐鎖アミノ酸と呼ばれており、筋タンパク質の分解を抑える効果があります。さらに、筋肉の増強・保護・運動後の疲労回復・筋肉痛の防止にも効果を発揮します。
日頃から運動をされている方は、運動前後にローヤルゼリーを摂取されると効果的です。
好きなタイミングで摂取しよう
ローヤルゼリーは、どのタイミングでも手軽に摂取できる健康食品です。毎日継続的に摂取することも重要ですが、どの場面で摂取すれば効果的なのかを把握することも重要です。
これからローヤルゼリーを摂取される方は、毎日摂取する習慣を身に付ける所から始めましょう。