ローヤルゼリーの飲み合わせ（糖分）

基本的には、ローヤルゼリーはどんな食品と飲み合わせることができます。しかし、効果の面で見ると、同時摂取が好ましくない食品も存在します。
その代表例が、糖分を多く含んでいる食品です。ローヤルゼリーには、糖分を代謝してグルコースへと変換するビタミンＢ1が含有されています。
ローヤルゼリーと糖分を同時摂取すると、ビタミンＢ1を大量に消費することになってしまいます。特にダイエット目的で摂取している方は、逆効果になる恐れがあり、注意が必要です。
今回は、何故ローヤルゼリーと糖分との飲み合わせが良くないかについて詳しくみてまいりましょう。

ローヤルゼリーと糖分の相性について

ローヤルゼリーは、単体で摂取することも可能ですが、他の食品との飲み合わせることでより手軽に召し上がることができます。他の食品と一緒にするメリットの一つとしては、ローヤルゼリーの風味や癖を打ち消すことができる点です。
ただ、中には一緒に摂取することでローヤルゼリーの成分や効果を薄めてしまう食品もあります。ローヤルゼリーと相性が良くない食品として挙げられるのが、糖分を含んでいる食品です。
何故、ローヤルゼリーと糖分との相性が良くないのかについて詳しくご紹介します。

ビタミンＢ1を消費する恐れがある

糖分を含んでいる食品と一緒に摂取することで、ローヤルゼリーに含まれているビタミンＢ1を多く消費するというデメリットがあります。
糖分は、体内で分解されることで、脳が活動する際に必要なグルコースの元になります。ローヤルゼリーに含まれているビタミンＢ1は、糖分を分解する際に欠かせない成分です。
しかし、糖分の多い食品と一緒に摂取すると、その糖分を分解しようと多くのビタミンＢ1が消費されてしまいます。ビタミンＢ1が不足してしまうと、糖分が分解されない・脳の活動しなくなって集中力が低下する・疲れやすくなると、といった悪影響を及ぼします。
ローヤルゼリーと糖分を一緒にすることで、摂取しやすくはなりますが、効果を薄めてしまうというデメリットがあるのです。

ダイエット目的で摂取される方は要注意

ローヤルゼリーは、ビタミンＢ群などの脂質・糖質・タンパク質を代謝する成分が含まれており、ダイエット目的でローヤルゼリーを摂取している方もいます。
しかし、糖分が多い食品と一緒にしてしまうとビタミンＢ1の消費量が増大します。糖分の一部は、肝臓・筋肉で蓄積されますが、限度があります。
多くなった糖分はやがては脂肪として蓄積されて肥満の原因となってしまいます。これでは、ダイエット目的でローヤルゼリーを摂取しても逆効果です。
減量目的でローヤルゼリーを摂取している方は、糖分を含んでいる食品と一緒にはせずに、他の食品と飲み合わせる方が得策といえるでしょう。

飲み合わせる食品に注意する

ローヤルゼリーの恩恵を受けるには、飲み合わせる食品にも注意が必要です。特に糖分を多く含んでいる食品と同時摂取することで、飲みやすくなる反面、ビタミンＢ1を大量に消費する面があります。
ローヤルゼリーと他の食品と一緒にすることで、メリット・デメリットがあることをしっかりと把握することが重要です。