ローヤルゼリーの一日の目安量
一日の摂取制限は決められていない
ローヤルゼリーは、薬ではないため、厳密には一日の摂取量というものは決められていません。しかし、一度に大量のローヤルゼリーを摂取しても劇的に体質が変化することはありません。
メーカーで指定されている摂取量を継続して摂取することで、ローヤルゼリーの適切な効果を得ることができます。
公益社団法人日本健康・栄養食品協会では、ローヤルゼリーの一日の目安量が表示されており、一日あたり500mg~3000mgの摂取が望ましいとされています。つまりは、0.5g~3gの摂取が望ましいということになります。
これ以上の量を摂取しても身体が健康になったり、効果がすぐに現れたりはしません。毎日推奨された量を継続して摂取し続けることが大切となります。
ローヤルゼリーの配合量について
日本健康・栄養食品協会では、一日あたり500mg~3000mgの摂取が推奨されていますが、この表示は生ローヤルゼリーの一日の摂取目安量となります。
ローヤルゼリーには、乾燥ローヤルゼリー・調整ローヤルゼリーなど、様々なタイプが販売されています。これらのローヤルゼリーは、加工段階で水分が90%飛ばされ、内容量も1/3に減少するとされています。
内容量だけでは、ローヤルゼリーに含まれている成分の含有量まで把握することができません。内容量だけで判断して摂取すると、思っていたほどの成分を摂取できず、効果が薄れてしまう恐れがあります。
乾燥ローヤルゼリー・調整ローヤルゼリーを摂取する際には、どれくらい摂取すれば生ローヤルゼリーと適切な摂取量に達するのかを換算することが大切です。
メーカーでは、「◯◯mg(生換算)」、「生換算で◯◯mg配合」などというように表示がされていますので、これを目安にして摂取するとよいでしょう。
自分に合った摂取量を
ローヤルゼリーには、薬とは違って摂取量制限に関する記載がありません。しかし、個人の体重や体質、体調状況によって適切な摂取量が変わってきます。
日本健康・栄養食品協会が推奨する摂取量を守っても消化器が弱い方は、お腹が緩くなったり、下痢・嘔吐感を引き起こしたりする場合があります。
さらに海外製のローヤルゼリーでは、日本健康・栄養食品協会が推奨する摂取量よりも多い数値が表示されている場合があります。これは、海外の方の体格や体質に合わせて表示されていることが多く、私たち日本人では多すぎる場合があります。
初めてローヤルゼリーを摂取する際には、少ない量から摂取することと自分に合った適切な摂取量を把握しておくことが大切です。
自分に合った量を継続的に摂取する
ローヤルゼリーは、誰でも手軽に摂取できる健康食品です。薬とは違って摂取制限がないので、自分に合った摂取量を継続して摂取することで効果を得ることができます。
自分に合った摂取量が分からないという方は、まずは少ない量から初めましょう。そこから摂取量を増やして、適切な量を把握しましょう。