はちみつとローヤルゼリーの違い
はちみつとローヤルゼリーの違いを紹介
はちみつもローヤルゼリーもミツバチから採取されます。そのため、ローヤルゼリーははちみつを特殊加工したものと思っている方が多くいます。しかし、はちみつとローヤルゼリーは、全く異なったものです。
ここでは、はちみつとローヤルゼリーの違いについてご紹介します。
はちみつとローヤルゼリーが違う3つの点
作り方が違う
はちみつとローヤルゼリーの違いですが、まずは作られ方が大きく異なります。
はちみつは、働き蜂が花の蜜などから採取したものを濃縮して作られます。
一方のローヤルゼリーは、働き蜂が食べたはちみつや花粉などを体内で消化・分解、分泌したものとなっています。
はちみつとローヤルゼリーは働き蜂によって作られていますが、製造過程が大きく異なるのです。
使われ方が違う
はちみつとローヤルゼリーは、使われ方も違いがあります。
はちみつは、働き蜂などの食べ物として巣に貯蔵されています。
一方のローヤルゼリーは、女王蜂の生育に使われます。
働き蜂も女王蜂も元は同じ幼虫ですが、ローヤルゼリーを食べた幼虫がやがては女王蜂となります。
成分が違う
はちみつは、成分の約80%がブドウ糖などの糖となっています。
ローヤルゼリーの場合は、糖質が約10%程度とされています。その代わりに、女王蜂の生育に必要なビタミンB群・タンパク質・ミネラル・必須アミノ酸などが多く含まれています。また、デセン酸というローヤルゼリーにしか含まれていない特有成分も含むため、栄養素の高いローヤルゼリーを幼虫が食べることで、女王蜂へと成長していくのです。
味が違う
はちみつは、採取された花の蜜によって、味や色合いが変わってきます。アカシヤ・レンゲ・トチなど種類があるのはそのためです。
はちみつの成分は、約80%が糖質となっており甘いのが特徴です。そのため、天然甘味料と呼ばれています。
ローヤルゼリーは、働き蜂から分泌された物質が混ざりあったものです。色合いもはちみつとは違って、乳白色のクリーム状となっています。糖質がないため、甘さはなく、口に入れると舌を刺激する風味となっています。
ローヤルゼリーは、甘みが少なく独特な酸味があり、風味に癖のあるのが特徴です。
ローヤルゼリーには秘められた力が隠されている
はちみつとローヤルゼリーは、同じ働き蜂から作られていますが、製造過程や用途・成分・味や色合いなどが大きく異なります。
ローヤルゼリーは、女王蜂を生育するのに欠かせない成分が含まれています。このローヤルゼリーを摂取することで、血行促進、動脈硬化の改善、生活習慣病の予防の効果が期待されています。
是非、ローヤルゼリーで健康な身体を目指しませんか。