ローヤルゼリーの飲み合わせ(熱い飲み物)
ローヤルゼリーにはビタミンB群やビタミンC、アミノ酸など熱に弱い成分が複数含まれている、熱い飲みものと一緒に摂ることはおすすめできません。
熱い飲みものでローヤルゼリーを摂取しないほうがいい理由
生ローヤルゼリーはデリケートな食品
ローヤルゼリーには、錠剤タイプ・粉末タイプなどいくつかのタイプがあります。その中でも、採取したローヤルゼリーを一切加工しないで販売されているのが生ローヤルゼリーです。
生ローヤルゼリーは、女王蜂が食べるそのままの状態で提供しており、他の製品タイプに比べても栄養価が高いのが特徴です。その反面、大変デリケートな食品となっています。摂取方法によってはせっかくの成分を損なうことがあるのです。
生ローヤルゼリーには熱に弱い成分が含まれている
生ローヤルゼリーは、栄養価が高いことで知られています。しかし、摂取する際には、多くのデメリットがあります。まず一つ挙げられるのが、熱に弱いことです。
熱を加えることで生ローヤルゼリーに含まれている成分が壊れてしまうため、摂取時には注意が必要です。
その他にも、痛みやすく保存期間が短い、金属スプーンですくうと酸化してしまうといったデメリットがあります。新鮮で生の状態だからこそ、摂取には注意を払う必要があるのです。
生ローヤルゼリーに含まれている熱に弱い成分
ビタミンB群
生ローヤルゼリーに含まれているビタミンB群は、大変熱に弱いのが特徴です。ビタミンB群は補酵素と呼ばれており、脂質・糖質・タンパク質をエネルギー源へと変換する働きがあります。
その他にも、組織細胞の活性化や再生、免疫力の強化、肌トラブルの改善など人間が健康であるためには欠かせない栄養素となっています。しかし、ビタミンB群の多くは、熱に弱く、水に溶けやすい性質を持っており、熱い飲み物と一緒にすると成分が壊れてしまいます。
ビタミンC
生ローヤルゼリーには、ビタミンCも含まれています。
ビタミンCは、美容に効果があるコラーゲンを生産するのに必要な栄養素です。その他にも、抗酸化作用による美容やストレスに抵抗するホルモンの生産にも欠かせない栄養素となっています。しかし、ビタミンCも熱が弱点となっています。
食事でビタミンCを摂取する際には、なるべく生で食べることがおすすめです。
アミノ酸
アミノ酸も熱に弱いことが知られています。人間の身体はタンパク質から作られていますが、タンパク質の源がアミノ酸なのです。アミノ酸は、筋肉・血液・髪の毛・抗体などの元となっている欠かせないものとなっています。
身体を作るには、20種類のアミノ酸が必要とされていますが、体内で生産できるアミノ酸は10種類のみで、残りが食事による摂取が必要なのです。
成分を損なわないように生ローヤルゼリーを摂取する
生ローヤルゼリーは、癖がある味があるためにアレンジを加えて摂取される方が多いです。しかし、摂取方法によっては、生ローヤルゼリーの成分を壊れてしまう恐れがあるので、注意が必要です。
生ローヤルゼリーは蜂蜜と混ぜる、牛乳・ヨーグルト・ジュースに加えるなど、甘みものに加えることで生ローヤルゼリー独特の癖を打ち消すことができます。
また、生ローヤルゼリーを長期間保管する際には、冷凍庫で保存するようにしましょう。